ここのところ毎日

150 150 山下とうふ店

畑です。

特に大豆との連作障害防止のための小麦を蒔いた畑の草処理です。

もひとつ小麦で特筆すべきは小麦の原種ともいうべきスペルタ小麦を、ジーンバンクにあるものすべてを取り寄せて栽培していることです。

オランダのものが多いですが、今のところ穂が出ているのはイタリアのものだけです。

時間があったので当家所有・管理の「金山神社」の草むしりもしました。

木が大きくなるにつれ根っこが囲いのブロックを壊していってしまうので実をいっぱいつけていたザクロやこぶしの木は父の生存中に切ってしまいやや寂しい感じです。B29の爆撃で半身穴があいたケヤキは皮だけの茎部分がありいずれは倒壊防止のために切らなければならないでしょうか。200年くらいと思われるもう一本は巨大盆栽といった感じの胴切りしたいい感じの巨木です。さらにもう一本3,40年くらいの子供ケヤキも元気です。

ヤフオクはたまにやったりして楽しんでいますが、神様の導きでしょうか、久しぶりにやった古本のコーナーでなんと横山有策先生の「ウェルズ氏の新宗教」という原稿が出品していました。400字×42枚。

絶対取る、という意気込みで5万円賭けましたが入札は私一人だけでなんと1000円で落とせました。うれしいような残念のような。だれも横山先生を知らないんですね。

私がシェイクスピアに入ったきっかけは友人が教えてくれた横山先生の『シェイクスピア研究』です。坪内逍遥のあとハーバードから帰ってきていた先生は早稲田でシェイクスピアを講じるようになりました。アメリカということもあり、明治から第二次大戦前まではハーバードに留学していたのは東大よりも早稲田のほうが多かったようです、それとお金持ちの経済人の子弟たちです。先生がなくなってから100年近くたちますでしょうか。

未完原稿ということでこの原稿の”位置”というものが先生の研究生活のどのへんにあったものかはネットではわかりませんし、国会図書館の検索でもわかりません。気長に調べていってみようと思います。

連休も終わりまたあしたからいろんな用事で大変です。