ごまの

150 150 山下とうふ店

刈り取りをしました。「間引く」知識がなかったのでかなりいい加減な間引きになってしまい、発育不良でさやが数個しかついてないものもありました。しかししっかりとたくさんさやをつけてるものもありそれなりに量はとれそうです。がんもに使おうと思ってます。大豆と比べると草処理は一回中耕をしただけですが雑草はそんなに出ていません。ごまは大豆と違って葉っぱで地面に光を届けないなんてことはできず、隙間だらけの葉っぱで地面は日当たりがとてもいいのですが草はそんなに生えません。ごまの地面からの栄養吸収がすごいのでしょうか・・・とすると連作障害もすぐ起こるのではと考えてしまいます。それにしてもカメムシがすごい量です。化学のかめのこ六角形、丸カメムシの密集です。ホソヘリカメムシがまったくいないのが不思議です。カメムシのコレクターを喜ばせるに足る多彩な模様の六角タイプがうようよ。

今朝は音更大袖振りと十勝長葉を比較加工しましたがこの2つはやはり別物と考えます。大袖振りの需要は高くたくさんのひとが使っていると思いますが寄せ特性がやっかいで多くは他の高たんぱく系をブレンドして甘み強調・味の汚れや深みを楽しむ使い方をしていると思いますが、十勝長葉は寄せ特性が良くかつ味は大袖振りの(いい意味の)”雑味”豊かなのでブレンドすることなく、北海道らしくない”在来種性”を発揮できる品種です・・・といってもこれは在来種ではなく古い時代に育種されたものです。20年くらい前に十勝産のを分けてもらったことがありますが自然と生産中止となりました。きょうのは十勝のものではありません。北海道は埼玉の人間からすると思いのほかおおきな土地なので十勝のものを札幌近辺、旭川・富良野近辺、オホーツクのほうで作ったらそれなりに差が出るのでしょうかね。いずれにしても改良品種は経年変化していくのが普通で、初期の性能が全く維持され続けるということは必ずしも正しくないということは長きにわたって同一品種(改良品種)を使い続けているひとにはよくわかっていることと思います。

ごまの写真を撮っているときニコンのV1の液晶が真っ暗になったり絵が出たりを繰り返しました。デジタルつまり電気のものはしょうがないねと感じました。最もファインダー・・・これもデジタルなのかしら・・・はとても明るく気持ちのいい撮影道具となっています。M3とか外付けの50ミリ、35ミリファインダーみたいに明るく、写真はとらなくてもファインダー覗いているだけでも快楽です。