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大豆栽培
10月
10.01 枝豆講評。山形の最先端担い手農家まきのアグリテックカンパニーよりスペシャル枝豆到着。本職なので我が家のと比較するときはハンデをつけるべきなのだがここは公益を優先して客観視した記述に心がける。
まきの岡山赤豆。去年自分ちのを食べた感想は・・・生産者に悪いので・・・書かなかった。今回はひとの作品ではあるが、書く。・・・・うまいのである。もぐタイミングの問題であった。赤豆は実の成長過程をみればわかるように黒豆に近い。途中まで赤く育っていってかたほうは赤のまま、片方は濃い紫になっていくのである。赤豆は黒豆と考えればよい。
つまりこの枝豆の食べ方には作法があるのである。
熟成期に入りかかり・・・堅くなり始め・・・の時に時間を余計にかけて煮るのである。これは"煮豆"の領域に入りかけている状態である。
ほくほくとして甘い。
早すぎるとみずっぽくてなんの変哲もない枝豆となる。
まきのさんのはいいタイミングであった。
まきのボイン豆。こちらはやや遅い。むしろみずっぽい時のほうがうまいのである。所沢と同じく虫にも食われずいっぱい付いている。
まきの胡桃豆。これはめっけものであった。来年タネをもらって蒔くぞー。
甘くて豆味たっぷり。豆腐にしてみたい。
ただし扁平豆なので手蒔きとなる。平豆はすべてにわたって大変手がかかる。
コストがかかりすぎて市場には出ないであろう。
うまかった、ごちそうさま。
まきの秘伝。SPLENDID!!! 甘いわー。うちの秘伝はもう食べられるのもだいぶ出てきているがこないだ早目のを食べたときとは天と地の感想となってしまった。うちのもぷんぷんはしっかりとしていて牧野さんのにも負けはしない。しかし・・・甘みと味は手に負えない。やっぱし関東でやるものではないのかな。だだちゃ(白山3号)も同じように香りだけはぷんぷんするのだが甘みはまったく出ない。茨城の大島さんだったかな、やはり同じことを言っていた。
枝豆の頂点は秘伝であろう。
千葉黒さんぼ。突然変異で3倍くらい大きくなったやつをもぐ。うまい。うまい。野趣満点のそれでいてどことなく洗練味も感じる料理人くすぐりのおもしろい味である。そして何よりも「苦い」と予想していた要素はどこへやら、荒々しいくっきりとした輪郭の味にりっぱに甘みまで"適切レベルに"入っているのである。大増産予定、新品種として農水に品種登録も検討中。
秋田在来茶豆(無名)。わずかなぷっくら組を探して5さやもぐ。な、な、なんとアセチルピロリンではないか。くどいほどのぷんぷんではないがかすかでもない。甘くで豆味もいい。これはいい枝豆選手である。
ギンレイ。すみっこのほうでひっそりとぷっくらしていた、すっかり忘れていた。タマやサヤほどの虫食いはないがいくらか虫食いが入っている。さやを口に持って行くことになれてしまった今年だが、こりは時々にがいのがある、虫である。枝豆としてはAランクである。香りはない。甘みというより豊かな豆味のタイプである。秘伝などの"透明"タイプに対してややにごりのある豆味だが非常に美味である。
こないだの"タネになれるか"実験の株。いい色になってきた。
秋田在来茶豆。
きれいに黄葉。
絶好調、ゆきほまれ茶豆。
うまそうだけともったいない。
あやひかり黄化中。
そこらの黄葉よりきれいだよ。
バッタ君。
千葉黒さんぼレギュラー版。
富良野青豆、うまそう。
銀ノ次、おきんさまよりふくらみが早い。
我が家の秘伝、けっこう毛深い白毛。
きれいな亀さん。
極小ボイン、黒千石。
家の裏のサトウイラズの現況。
ぴんボケすいません、在来種『津久井』。みごとな白毛です。
2006.10.03 ヤナケン茶豆収穫、青いままだったりだが家で乾燥、たぶん数粒しか採れないと思う。
OME収穫やや早いが上のほうはずっと前にからからになっているのでこのままにしておくと雨が続いているので腐るか芽が出てしまうだろう。家で乾燥。
だだ茶は迷うところだがも少し置こう。
KDは一株残して家で乾燥。
あやひかりの黄葉しているやつは早めにとってしまおうかと悩む、仕事の段取りもあるので・・・つまり収穫はいっきにやってくるので早めのやつは早く収穫してさやごと乾燥しておくのが仕事がやりやすいのではと思う、なおかつ一部からからになっているものもこのまま雨に何回も打たれたりすると腐ったり芽が出てしまったりするので。さやの中で発芽してしまったりするのは絵としてはおもしろいのだが・・・。
2006.10.5 雨。叔母逝く。
2006.10.08 ヤナケン茶豆ちっとも青いまんま刈り取る、自宅で乾燥。
だだちゃ豆原種は早すぎるようだが刈り取り軒先乾燥・・・全滅かな。
ルーマニア、このままおいといたら虫にやられてしまうと思い刈り取る、軒先乾燥。
フランスはもうちょい待とう。
ボイン豆。
左アマゾネス、右りせん。
あやひかり一気に茶化。
近寄ると、
我が家の秘伝。家内に甘くないと言われた、ぎゃふん。
にせ毛豆。
こんのさんの紫花青山在来。
実はぱんぱんに入ってはいるものの葉っぱは青々。台風で大方倒伏している。きのう九州からみえたお客様に出したらほくほくしていて甘く非常にうまかった。小糸はさほどには感じなかった。今年の最大収穫はこの金重在来とりせんと「アレ」である。特にこの「アレ」の糖度はきわだっている。別項で述べようと思うが関東ローム層上1メートル黒土のわが圃場は大豆博士W氏の見解ではリン酸欠乏しているとのこと、秘伝や小糸があまり糖度を出せない理由には納得がいっていたがこの「アレ」は驚異的に甘い、どうなってんの。金重も甘くアセチルピロリンは秘伝や小糸よりも上である。無肥料栽培の大きな決断をせまられるところだが・・・甘さはまあ、いいや。天与をすなおに受け取るだけだ。ただし来年、同じ秘伝で隣りあわせではなくやや離して「無肥料」と「リン酸」投与を実験・種取り隔離圃場にて比べてみやうと思う。
2006.10.09 台風一過の秋晴れである、暑い・・・27度。
秋田在来茶豆の一株の葉っぱが病気かな、葉柄だけになっている。
多生豆がまっ黄色。100%倒伏。
立てて撮影。ひょろひょろ茎にちいさいさやがびっしり・・・とても立ってはいられない、つるに近い。

手前ボイン豆、奥アマゾネス。
丹黒まだまだ。
山口にせ毛豆、毛深い。
近寄ると。
あやひかりがたくさんこの状態。一株のさやはすべて同時に茶色になるわけではないが最後のを待つまでには最初のは開いてタネがこぼれしてまう。
よく選んで刈り取る。100株。家で乾燥する。
開いているもの。
2006.10.10 本来の体育の日、ピーカン快晴。
あやひかり100株刈り取る、剪定バサミにて。あした雨なので刈り残したものの多くがタネこぼしするだろう。
あしたあさっては畑はできない。
千葉黒さんぼが一部黄化し始めている。
枝豆講評 こんの青山在来。
ここのところ枝豆比較のむつかしさを痛感している。
つまり枝豆には「おいしい適機」があるしかもわずか数日、とよく言われるが必ずしもそうではなく好みもあると思う。
特に大きな山が3つある。つまり未熟機のジューシーな時期のピーク、実の入りがほぼ完全で味がかっちりとした輪郭を整えるとき、そして丹黒や北海道の黒豆の食べ方として推奨されている熟成期に入りかかってかたくなりかかりの時のほくほくとして甘みもばっちしの時。どれもそれなりに美味でそれぞれを食べてみるのも楽しい。
きょうの青山在来は3番目に入りかかりの時である。黒豆の豊かな味にはとてもかなわないとはいいながらも適度なアセチルピロリンと合わさって旨い食べ物となっている。
豆腐にするときはまったく感じられないのに枝豆ではほとんどアセチルピロリンが感じられる関東在来。万世一系の遺伝子のつながりを感じる。においのしなかったのは・・・銀ノ次、在来種「つくい」この2つだけである。もっとも自分は鼻が悪いのでほんとうはかすかながらもにおいがしているのかもしれない。
きょう栗を煮て食べたときのことだがアセチルピロリンの香りがした。あれやこれやと目の前にある栗のにおいをかいでいるとにおいがしなくなった、麻痺してしまった。ほんとににおいがしたのかな・・・。
2006.10.10〜16 休み。
2006.10.18
千葉黒さんぼ変異巨大直立株のてっぺんのさや。
きれいに黄葉中。
第二金重在来収穫時。
これだと枝豆時だと思う。
やっと黄色くなってきた。
蒔いたのはおそいのだけれど。
福島県産H在来、これは病気だ。隣の異種にはうつらないが同一種はみんななっている。
ただいまお食事中。
雄雄しい黒千石。
はやく刈り取らないとね。
手前ボイン豆、奥アマゾネス。
無変化金重。
りせんももうちょい。
左タマ、右サヤ。
丹黒。枝豆にして食べるとこの上ない美味。やわらかい、甘い、雑味適切。
多生豆、100%倒伏・小粒。
さやを拡大。
2006.10.19
はでに色づくタマとサヤ。
今年はすこしはとれるかな。
どうかとれますように。
でんつく2種。
いのちの継続、こんにちはカメちゃん。
ゆきほまれ茶。
ボイン豆。
千葉黒さんぼ一気に黄化。
白光スペシャル、ちらほら・・・。
あやひかりまだまだ。
2006.10.20 用事で畑休み。
枝豆チャンピオン
家族ならびに3人の友達による厳正な投票の結果、下記のごとくになりました。
甘み・雑味・香りの総合点。
1位 丹波の黒豆の「青い状態のピーク」
2位 金重在来 青ピーク±1
3位 ギンレイ 青ピーク+1
4位 銀ノ次 青ピーク±1
5位 ヤナケン茶豆 青ピーク−1
甘みだけのチャンピオンシップ
1位 X在来(サトウイラズやアマゾネスではありません)
2位 ヤナケン茶豆
3位 銀ノ次
2006.1023 だだ茶豆脱穀完了、白花は数粒、紫花は20粒くらいかな。よく言われる「ぺこたん状態」のものも入っているのだが、まん丸もある。ぺこたんは今年蒔いての発芽率から考えて"発芽しない"ものと推定される。まん丸がやはり正常なのであってぺこたんは"ひからびている"ものと思われる。この品種は在来種であるにもかかわらず非常に虫に弱い、というか虫の大好物であるらしい。無農薬は、こと白花に関して言えば不可能ではないのかと考えられる。
ルーマニア脱穀完了。蒔いた数よりは増えている、計量はあとで。この豆も非常に弱い。脱穀するのがつらくなる、みーんな虫食い。
フランス脱穀3/4完了。虫食いは多いとはいえまあまあ増えてはいる。そういえば記述がまだだったが枝豆はおいしくなかったと思う。野生の雑味は利いていたが。
ヤナケン茶豆。壊滅的といえるが、ひと株だけ・・写真に載せたきれいな株・・まったく虫が入っていなかった。どうなってんのこれ。蒔いた数程度はとれていると思う。
直立千葉黒変異種。
2006.10.25
稲刈り完了。
ゆずが黄色くなってきました。
白光黄化中。
あっという間に収穫時。
秋田在来茶豆。
もうそろそろとりましょうか。
ボイン豆もういいよ、でもあやひかりが終わってないよ。
りせんもうちょい。
りせんにこんなのがたかっていた。寒気がするよー。
さやは完全に"行っている"のにボデーは青々。
丹黒は前回ささえ棒をしたのできれいにとれると思うのだか。虫食いは少ない。
在来種「つくい」もここまで来た。
ここまでになった。在来種らしい散漫さや付き。
あやひかりのこぼれタネ。発芽しちゃいました。結構こぼしてしまた。2日間の雨が・・・。
熊本県在来種Xがひじょーに成長がおそくてやきもきしていたがやっと枝豆として食べられる状態に。小粒。
美味である。豆味がすばらしい。甘みも適度。枝豆の名品といえる。これはめっけものである、来年度増産決定。・・・あれもこれも増産で畑が足りない。
2006.10.27 カメラ忘れ。
戸狩在来脱穀完了。
ヤナケン黒豆脱穀完了。
沼田産X在来脱穀完了。
みすず赤刈り取り完了。豆は赤かった、バンザイ。
サトウイラズ由来赤刈り取り完了。豆は赤かった、バンザイ。
千葉黒落葉始まる。
アマゾネス黄色い葉っぱが散見せられる。
みすず黒刈り取り適機。
大野在来ほとんど刈り取り。一株に100さや程度のものが多い、虫食いも普通の在来種程度で多産系といえる。在来種でもこんなになるのがあるんですね。
さやなみ選んで刈り取り。こちらは改良品種らしい虫食い・つぶれペコタンさややや多し。
アヤヒカリはまだ半分くらい残っている。たかだか0.6反くらいだが物置は切り株でいっぱい、虫さんもぞろぞろ。脱穀はほかのもすべて込みで半年はかかりそうである。
2006.10.28
千葉黒変異直立種全体像。
変異種とノーマル種比較。
変異種はどうやら中緑外茶豆のようです、ただし割って確かめてはいません。千葉黒は中緑外黒です。
秘伝は一部からからしている。
味は別としてこの色なら堂々たる秘伝である。どんなもんだい。
あやひかりきょうはもぎ取りにする。ひと畝2時間くらいかかるだろうか。ぱりぱりとしていて気持ちいい。まだ半分は残っている。
アマゾネスの枝豆を食べる。青ピーク+1である。ほくほくしているタイプ、甘くてうまい。
2006.10.29 にせ毛豆。
カメムシのたまご。50〜60はありそう、気持ち悪いなー。
こぼれたタネから芽が出てやがて花が。蕎麦です。
さやなみ茶豆。みごと茶色になりました。実は単なる表皮の変色かなんかと思っていました。黄豆から良く出る茶色の豆は茶豆のようです。茶豆とはそんなに珍しいものではないようです。
銀ノ次。おきんまはまだ枝豆で食べられるものがあるというのに。
みすず黒。この段階ではまだ粉をふいていない。
秘伝。
秘伝人間コンバイン・・・パリパリからからしていて脱穀せずにはいられない。この快感だけのためにも大豆栽培、特に大粒大豆、をやる価値はある。秘伝のサヤ割りをしながらお天気のいい秋の一日をぼけっと圃場で過ごすのも価値ある人生の過ごし方である。
富良野青豆脱穀完了。
ユキホマレ茶豆脱穀。
あやひかりもぎとり中。
2006.10.30 お休み。