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まちの空洞化


2005.3.26

東京23区、その他政令指定都市等の核心部を除くと全国どこへいっても同じことがおこっているやうです。
所沢でも一時はグループベスト5とまで言われていたダイエー所沢店が撤退するのしないので大騒ぎです。「撤退しないで」署名がつい最近ありました。
地方へいくともっときびしいというのはマスコミ等で耳にたこができるほど聞かされています。
出ていく側、留めようとする側のそれぞれの都合はごもっともで商売生命・生活基準低下にかかわる重大事です。
うちは商店街ではなくそんなに深刻には受け止めてはいませんが、130年も商売をしているふるさとの看板商店街が沈没してしまうのはどうしても耐えられないことです。
旧"銀座商店街"は30階建てのビルが10本にもせまろうといくらいの摩天楼街にならうとしています。
きれいになった一階は地権者がお店をかまえるのはもちろんなのですが、ビルごとにグループ商店街が歩道からかなりひっこんだところにあっちにこっちにという具合にあるので少しへんな感じです。
開発後の将来の俯瞰図はもちろん描いての再開発なのでしょうがなんとなくバラバラで"活気"はありません。ビルの狭間で個人店舗でおいしいお菓子をやっているお店は健在で「このままがんばって欲しいなあ」なんていつも思っています。ビルのわきの道をちょいとひっこんだところにうちと同じくらいの歴史の豆腐屋もあります、こちらもがんばっています。
30階に住んでいるひとたちがもとから商売をやっているお店で買い物をしないというのはあちこちから話しが入ってきます。
景気が根本的に低迷状態から抜け出すどころかますます悪くなっているという商環境を考えると、「経費等で有利・がまんできちゃう」ちいさいお店ならばいくらでも模索の余地があるかとは思うのですが、大きな会社ともなるとシビアーでそんなことは言ってられません。ダメならすぐ撤退。
商店街全体でステップアップというのは当たり前の原則なのですが、こんなところでも「おれだけでも・・・」という気概を持ったお店が現れるのも大切なことで、そういうお店はみんなで育ててあげなければいけないと思います。
所沢の僻地に住んでいてまちの中心をみていると、ちいさいころ出かけていって覗きこんだおもちゃ屋さん、金魚・小鳥の小動物屋さん、30個食べるとただになったたこやき屋さん、斎藤耳鼻科・三上歯医者さん、・・・・。胸がきゅんとしてしまいます。
こころの故郷が、変わっていくことはいたしかたないとして、沈没していくのはさびしい限りです。
政治的・経済的なリーダーシップをとれる"強者"の欠如ということも大きな原因ではないかと思います。