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大豆をミックスする


高糖質系と高糖質系

甘いものと甘いものを混ぜる。倍の甘さになるのかな・・・・、これはまずない。
別種というか「あらたな」甘さができあがるといったほうが一般である。つまらな
そうでいて以外とおもしろそう。

  2003  


8.18 きょうは単に余っていたものを混ぜただけで特別な意図・予想の快楽はない。キタムスメ3とオオソデフリ2。ただ甘いだけかな・・・・・。
 それにしてもぜいたくな組合わせである。
 やや強めに煮る。
 トヨマサリよりは「くせ」というか固有の主張をもった甘味となる。うまい。
 甘さは別に2倍にはなってません。
 甘さの質がそれぞれ単体のときとは異なって現れています。
 単体の時よりはおいしいと感じるひとが多いと思う。

9.09 重陽の節句。
 タマホマレの豆乳5とトヨムスメの豆乳5という超デラックスくみ合わせ。
 混ぜるにあたっての意図は特別ない。余った豆乳を混ぜ、再加熱しただけ。
 西の横綱と東の横綱を足して2で割るとどうなるか。
 タマホマレ、オオソデフリ、安曇野ナカセンナリ・・・のねちょ甘い系に慣れてしまうとトヨムスメの甘さそのものはだいぶ低く感じてしまうのだがトヨムスメの良さは甘さそのものだけではなく全体のバランスというか味の総合性の良さである。
 タマホマレ、オオソデフリ、安曇野ナカセンナリ・・・等になれてしまうと北海道のその他の銘大豆、トヨムスメ・キタムスメ等は平凡に感じられてしまうかもしれない。
 厚化粧に飽きてくるとこのてに向かっていくのかな。
 長く付き合えるいい大豆である。

 さて1対1で混ぜると・・・。

 なかなかいいです。想像してみてください。予想内といえる味だと思います。

 次にオオソデフリ2にキタムスメ3、豆の段階で混ぜて煮る。
 さほど気を使うこともなく途中で舐めてみたりするが良く炊ける。
 オオソデフリの「強み」がやや減じられてなかなかいい。
 いい組合わせではあるがあえてこういうものをやることの意義は大してないと思う、要するにそれぞれが奥深い良さを持っているのでこういったアイデンチテーをぼかす作業は豆に対して失礼かもしれない。
 しかし好奇心がそうさせない。

12.02 浦和へ配達に行った帰りに荒川にかかる秋ヶ瀬橋からの富士山がきれいでした。
 秩父・丹沢のパノラマがお見事。
 武甲山の右には両神のぎざぎざがくっきりと見える。
 大きな川の橋はどこへ行ってもいい展望台だ。
 河原・河川敷にはすすきの原・・・そこは例の天然記念物のサクラソウの原なのですが・・・
もそこここにあって雑木もまじえて格好の被写体だな。写真が撮りたい !

 webでは久しぶりですが実際には毎日やっていますが面倒になって記述はしていません。
 要するに残り物の豆同士、豆乳同士を混ぜるわけなのですが・・・。

 キタムスメ7とギンレイ3
 これは残り物うんぬんではなく予想をたてて混ぜてみた。
 ひねひねナカセンナリやオオソデフリ、タマホマレとはちがってさわやかというかキュートというか女性で言うと大美女でないすっきりスマート美女。このふたりを合わせるとどうなるか ?

 さわやかすっきりを二乗するのか足し算するのかその辺はブラックボックスの中ということでどうなっているのかわかりませんが、結果は全く予想外でした。

 はっきり言っておもしろかったです。と同時になんかつまんなかったです。

 ひねひねオオソデフリとほとんど同じ味になりました・・・何のマジックか。
 ミックスする意味がないかな。
 でも未知のの味で無い、既存の味が合成できたという別の意味のおもしろさは評価できる。

2004

2.06 キタムスメ4+ミヤギシロメ1。この程度の混入でキタムスメが変わるかどうかというところである。とりあえず予想をたてる。ねちょ甘がやや減じられてさわやか系の甘味を若干帯びる?

 予想通りであった。
 ただ煮炊き特性のすこし違う大豆を混ぜたということで若干例の"変な味"が感じられる。

キタムスメ4+ユキホマレ1。これも予想を立てる。ねちょ甘がふくらみをもって春の息吹を感じさせるみずみずしさを・・・・。
煮炊きは問題なかった。豆乳も豊かな味わいとなる。寄せは例のユキホマレの特性がすでに出ている、わずか2割の混入なのに。したがって寄せに注意である。
 味は予想通りである。変な味もない、うまい。ただしやや"やっこい"。
 このブレンドは相性がいい。北海道同士だし。

9.29 秘伝1、ナカセンナリ4、豆で混合。
 やや色が白じゃないなという感じである。が少しくすんだというかへんな白といった感じ。これ以上秘伝を入れると色についての説明をお客様にする必要がでてくると思う。
 熱特性が少し違うのでどうかなとも思ったのだがうまい豆乳となる。

 味は非常にいい。秘伝の糖度はサトウイラズよりもあるので北海道の黒豆に匹敵するのではないかと思う。いっそのこと色がなければいいと思うのだが・・・この中途半端な緑色が欠点。


2004

10.20秘伝1+スズカリ4という豪華な組み合わせ。秘伝は色の出るタイプならばこの辺が限度かな。
 14.5度。うまく煮える。この比率だとかなり「急速なじみもろもろ」反応が現れる。ただしこのことを意識しなくてもそこそこ出来上がってしまうのがスズカリの長所でもあるし欠点でもある。使う側はこのへんのデリケートなことを意識できなければならない。

 うま過ぎて料理には不向きと言える。
 使いこなせる料理人はそうは存在しないだろう。


2005

8.17 やや高タンパク系のタマホマレとはっきり低タンパクのユキホマレ。
 どちらもやっかいな素材であると同時にその魔力にとりつかれるとなかなか離れることのできなくなる品種。
 この2種はブレンドに使っても非常に有効でかつ大変「品質/味改良剤」になりうる。単体で攻めてももちろん大きな快楽を与えてくれることも確かであるが。
 さてユキホマレ4、タマホマレ3を豆の状態で混ぜる。
 両者は含水率は全然違う。なおかつ熱特性もかなり違う。
 完全を目指すなら豆乳同士を混ぜればよいのだが、実は両者の「不完全性」の微妙なからみによって今回の美味はうまれてしまったと言える。煮方の記憶はないのだが、当分あれやこれやとやってみたい。
 清純派系のユキホマレと熟年熟練色気系のタマホマレの融合。
 邪道とは思えない。
 とにかくうまかった。